8/10/2026

【妄想建築家ジーさんの月曜日】森のふたご家から蜂蜜色のお城まで、頭の中は建坪も予算も無制限!

 8月10日月曜日、週の初めから私の頭の中の建設現場はフル稼働しています。本日の「ジーさんの妄想デザイン」は、豪華な3本立てでお届けします


最初は「緑の屋根で繋がる森のふたご家」です 。山に映える家として自然との調和を誇る響きは素晴らしいですが 、現実的に考えて、あの屋根の雑草は誰が抜くのでしょうか? そんな無粋な考えはさておき、豊かな緑に囲まれた生活を想像するのは全く悪くありません。


次に脳内に建設されたのは、「海風と緑が交差する、蜂蜜色のお城」です 。海辺の高台に映える家で王様気分を味わうのも面白いでしょう 。しかし、潮風による塩害対策や外壁の維持費を考えると、すぐに現実に引き戻されそうになります。個性的なデザインや素材を表現することは、妄想の中だからこそ純粋に楽しめるのです

そして最後は、「都会に潜む、夕陽と石灰石のモダニズム」です 。さまざまな壮大な建築を思い描いた後ではありますが、結局のところ、都会を楽しむために少し控えめな路地裏の庭に建てられた家が、最もリラックスできるのかもしれません 。立派なお城も素敵ですが、夕日を見ながら路地裏で静かにすするお茶の味も捨てがたいものです。頭の中では、床面積も予算も無限大。今日もジーさんの妄想建築は絶好調です。


【妄想建築家ジーさんの月曜日】

【デザインコンセプト】深呼吸が止まらない!緑の屋根で繋がる森のふたご家

緑おおき里山の街で親子で暮らす、ここは小さなマイタウン


親世代と子世代が一緒に、同じ敷地に家を建てるという、ちょっと贅沢で温かいご計画ですね 。自然素材と完全に一体化したこの居住空間は、まさに環境に優しいエコ住宅の最高峰です 。屋根の上までふんだんに緑に覆われたボタニカルな外観は、宅配便のお兄さんが「ここは森ですか?」と迷い込むレベルの豊かな自然を感じさせます !中庭からは優しい陽光が差し込み、風に揺れる植物たちの影がリビングに美しい天然のアートを落とします 。朝起きるたびに、窓から溢れる新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みたくなるような、そんな有機的なプレゼンテーションを体現したお家です 。  さて、この木漏れ日あふれる素敵な中庭で、あなたはご家族と最初にどんなティータイムを楽しみますか?


🏡 デザインコンセプト:海風と緑が交差する、蜂蜜色のお城


本作は、中世の美しい村の景観を現代に色濃く残す「コッツウォルズ様式」を採用した珠玉の邸宅です 。外壁には蜂蜜色のライムストーン(石灰石)をたっぷりと積み上げ、思わず頬ずりしたくなるような温かみのある外観に仕上げました

潮騒が聞こえる海沿いの立地において、ひときわ目立つ愛らしい三角屋根は、まるで絵本から飛び出してきたかのよう 。今にもお洒落な馬車がカラカラと音を立ててお出迎えに来そうな、なんとも優雅でロマンチックな雰囲気が漂っています

家の周りは「緑多め」を意識し、自然素材と一体化した癒やしの居住空間をとことん追求しました 。色鮮やかな花々が咲き誇る庭では、ウィートン色の3歳になるメスのレークランドテリアが、今日も元気にしっぽを振って遊んでいます 。そして極めつけは、広々としたリビング!大きな窓からは青く輝く海が一望でき、日々の疲れを波音が優しくさらってくれます

さあ、この自然と調和した夢のような海辺の邸宅で、あなたは毎朝どんな景色を見ながらコーヒーを楽しみたいですか? 



🏡 デザインコンセプト:都会に潜む、夕陽と石灰石のモダニズム

ご覧ください、この夕日に照らされたシネマティックで美しい佇まいを!都会の片隅にシンプルなデザインで構えつつも 、外観には蜂蜜色のライムストーン(石灰石)を要所に積み上げ 、中世の美しい村の景観を残すような温かみのある雰囲気に仕上げるというニクい演出を施しています 。東南に開いた大きな窓や 、広々としたリビングの窓からはたっぷりの光が降り注ぎ 、自然素材と一体化した極上の居住空間を追求しました

家の周りには「緑多め」の植栽をたっぷりとあしらい 、鮮やかな庭ではウィートン色の3歳メスのレークランドテリアが今日も元気に駆け回って遊んでいます 。お客様を迎えるための広々としたウェルカムテラスも完備しており 、あまりの居心地の良さに、宅配便のお兄さんもついついお茶を飲んでくつろいでしまうかもしれません。

さあ、この自然とモダンが交差する最高品質の邸宅で、あなたは愛犬と一緒にどんな週末の夕暮れを過ごしたいですか?




8/09/2026

ジーさんが最先端技術にハマり、ドジャースにぼやくデザインの話

 タイトル: 潜水艦のカレーと、愛犬へ贈るクッキー

8月9日、日曜日。

見事な晴天である 。日曜日の朝は、あえて「朝活」を休止することにしている 。一週間のけじめとして、ボケないように曜日感覚を保つためのマイルールだ 。潜水艦の乗組員が金曜日にカレーを食べるようなものかもしれない(実際にそうしているのかは分からないが、巷の噂によれば)



おかげでいつもの10時までたっぷり寝たが、まったく眠気はない 。明日からのおやつパンが尽きて口寂しいため、青梅と瑞穂のパン屋さんへ一人でドライブに出かけることにした 。11時前に出発し、渋滞を華麗にスルーするため裏道から裏道へと車を走らせる

まずは青梅の山の中にあるパン屋で、パンとクッキーをゲットした 。続いて瑞穂のパン屋へ向かう 。実は今日、昨年末に旅立った愛犬のワイヤーフォックステリアさんの月命日なのだ 。「おやつのクッキーを買ってきて」と頼まれたので、クッキーと麹パンを買い求めた 。往復1時間の、ちょっとしたドライブだった

午後は、最近すっかりハマっているAIとのデザイン勉強会である 。今日のテーマは住宅デザインだ 。手描きのラフな外観や平面プランを読み込ませ、プロンプトで指示を出す 。「里山の村に出現したイングリッシュガーデンを見ながらカフェタイムで素敵な時間を過ごせるカフェ」 や、「郊外の団地の一角にひときわ目立つメルヘン調の三角屋根の家」など、いろんな言葉でデザインが噛み合っていく過程はたまらなく面白い

プログラミングをしてプロンプトを打ち込み、JPG画像で書き出す……ジーさんにとっては相当な苦労だったが、システムが完成した今は、ラフ画を描いて待つだけで魔法のようにデザイン画が出来上がる 。今日のページの画像がまさにそれだ 。これなら建築のデザイナーはもう不要になってしまうかもしれないなと少し冷めたことを思いつつ、一級建築士の国家資格はやっぱり必要なのだろうと現実に立ち返る

そういえば、ようやくドジャースが連敗を脱出したようだ 。山本投手が投げている時に点を取って、勝利投手の権利をあげてほしかった 。大谷選手は気取っているだけでチャンスに弱く早打ちするので大嫌いなのだが、山本投手は何となく良くて応援したくなる 。昨日の佐々木投手共々、ぜひ頑張ってほしいものだ

パン屋からの帰り道、台風通過とともに離陸していくアメリカ軍の飛行機を狙ってか、横田基地周辺には脚立を抱えたカメラマンが大勢移動していた 。もう少し若ければ私も撮りに行ったかもしれないが、この暑さでは体が干からびてしまうので遠慮しておいた 。涼しい部屋でAIと遊びながら、買ってきたクッキーを愛犬の前に供える、そんな穏やかな日曜日が一番だ。


AIと遊ぶデザイン講座


適用スタイル:(14) メルヘン調

丘の上の住宅地の一角にひっそりと佇むのは、まるで魔法の絵本からそのまま飛び出してきたかのような、メルヘン調で大きな三角屋根のお家です

パステルブルーとくすみピンクの優しい色合いに包まれた外観には、ぬくもりのある木製のアーチ型ドアやガレージが並んでいます。アプローチには黄色の愛らしいビンテージカーがちょこんと停まり、いつでもご家族を非日常のドライブへ連れ出す準備は万端です!丁寧に手入れされたお庭には、ピンクのバラが絡まるアーチや、ぽってりと丸いトピアリーがリズミカルに配置されており、毎日ファンタジーの世界の住人になった気分を味わえます。

朝起きるたびに、窓辺で小鳥や妖精たちがおしゃべりしながらお出迎えしてくれそうな、甘くてワクワクする空間に仕上がりました。

さて、この夢のように可愛らしいお家のアーチ型ガレージの奥には、一体どんな「秘密の遊び場」が隠されていると予想しますか?


大きな屋根の家

適用スタイル:(4) ノスタルジック風


高級住宅地に堂々と建つのは、思わず見上げてしまうほど立派な大屋根の家です 。白く美しい外壁の母屋にはゆったりとしたメインホールやプライベートスイートが配置されていますが、この邸宅の最大の魅力は、なんといってもその絶妙な「ギャップ」にあります!

ピシッと美しく整った母屋に対して、車庫とホビースペースにはあえて朽ちたような杉板を横貼りにし、ヴィンテージ感たっぷりの秘密基地のような空間に仕上げました 。シルバーの愛すべきクラシックカーを停めれば、そこはもう大人の最高の遊び場です。そして、冷え込む冬の夜には、リビングに設けた大きな暖炉でパチパチと爆ぜる薪の音を聞きながら、ご家族でポカポカと暖を取ることができます 。炎の揺らぎを見つめながら、ついついうたた寝してしまいそうな至福の時間ですね。

ところで、この味わい深い杉板張りのホビースペースですが、あなたならここでどんな秘密の趣味をこっそり楽しみたいですか?


スティールとガラスのカフェ

適用スタイル:(7) ガーリーな雰囲気


郊外の公園をのんびりと歩いていると、遠くからでも光をキラキラと反射する美しい建物が見えてきます 。こちらは、公園の新たなシンボルとしてデザインされた、全面ガラス張りのお洒落なカフェです

白く塗られた堅牢な鉄の構造フレームの内側にガラスを丁寧に取り付けることで、モダンでありながらも繊細なショーケースのような外観を実現しました 。春には満開の桜に包まれ、エントランスには色とりどりの可愛らしい鉢植えが並び、訪れるすべての人を「いらっしゃい!」と温かくお迎えします

そして、この建物の最大のユーモアと仕掛けは頭上にあります。なんと天井には開閉式のガラスとシェードが採用されているのです !お天気の良いポカポカとした日には、天井をパッカーンと開け放ち、心地よい風と青空を直接感じながら最高のティータイムを楽しむことができます。

さて、この開放感と自然の光にあふれたガラス張りの特等席で、あなたならどんな特別なドリンクを味わってみたいですか?


里山の斜面にイングリッシュガーデンとレストラン

適用スタイル:(11) ボタニカル風


多摩の西部の里山の傾斜地という絶好のロケーションに、自然と一体になれる美しいレストランをご提案します

ご提示いただいた画像にあるような光あふれるガラス張りの要素を活かしつつ、建物全体はアイリッシュブルーの塗装を施されたスタイリッシュなスティール造で設計されています 。あえて折曲がった構造を採用することで内部外部をゆるやかに仕切り 、空間に心地よいリズムとユーモアを生み出しました。

視線を落とせば、眼下には手入れの行き届いたイングリッシュガーデンが広がっています 。外部には外の景色がかおるオープンテラスをたっぷりと設け 、ガーデンの瑞々しいグリーンと建物のアイリッシュブルーの塗装が完璧な調和を見せる癒やしの空間に仕上がりました

さて、この自然の息吹とイングリッシュガーデンの美しさに包まれたオープンテラスで、あなたなら誰とどんな優雅なティータイムを楽しんでみたいですか? 


今日のAIデザイン講座はここまででした

今後も続けていきます、こんなデザインあんなデザインなど

質問があれば可能な範囲でお答えするつもりです。

8/08/2026

妻には内緒の朝活と、老犬が笑った日

 朝焼けのモンスターボールと、リビングの天使

最近、どうにも早起きが辛くなってきた 。

というのも、気合いを入れて早く起きすぎると、午前10時前にはすっかり眠気という魔物に襲われてしまうからだ 。

それでも、朝のルーティンだけは欠かさない。深呼吸をして、血圧を測り、水を飲んでトイレを済ませてから、もう一度血圧計と向き合う 。

塩分たっぷりの美味しい煎餅を我慢し、血圧降下の体操を続けているおかげで、今日の数値もなかなか納得のいくものだった 。

 しかし今日は、困ったことに深夜3時30分頃、暑さのせいで目が覚めてしまった 。

エアコンは切れ、窓からのわずかな風だけが頼りである 。

「貧乏世帯は節約が第一!」と高らかに宣言したいところだが、我が家には手厚い気遣いが必要な、年老いたワンちゃんがいる 。

だから結局、妻に少しだけ小言をこぼしてしまうのだ 。 

 午前4時を過ぎたところで、いざ朝活へ出発 。

懐中電灯と汗拭きタオル、それに休憩用のおやつパンを握りしめ、玄関を開ける 。

すると一斉に防犯灯がパッと点灯し、私の姿を煌々と照らし出した。なんだかスポットライトを浴びているようで、少しばかり照れくさい 。

いつものように時計回りと反対のコースを歩くが、休日だからか、散歩をする人や畑へ向かう人とすれ違うことが多い 。

基地のそばで休憩を取ろうとしたら、私と同年代と思しきお爺さんが先客で休んでいた 。

お互い妙な照れくささがあり、私は少し離れた場所でひっそりとおやつタイムを楽しんだ 。  


帰宅したのは、予定よりずいぶん遅い5時40分 。

実は最近、帰りが遅くなるのには理由がある。道中で「ポケモンGO」のバトルやボーナス獲得に精を出しているからだ 。

妻には内緒のミッションだが、あの人のことだから、きっととうにバレているに違いない 。

家に帰り着くと、リビングの真ん中にあるベッドで、愛しのレークランドテリアがいつものようにスヤスヤと眠っていた 。

少し元気のない姿を写真に収めるのは寂しい気もするが、私と一緒に生きてきた大切な記録として、今日もiPhoneのシャッターを切るのだ 。  


たっぷりと汗をかき、塩分を放出したことで一日の大半が終わったような錯覚に陥るが、日はまだ高い 。

9時過ぎにパンとリンゴを求めて再び外出したが、お目当ての商品は空っぽ 。

人も物も少ないなと首を傾げていたら、世間はお盆休み真っ只中であることに気がついた 。

午後は、妻と一緒にのんびりとテレビ鑑賞 。

面白い場面で二人して大声で笑うと、眠っていたワンちゃんが突然むくりと起き上がり、「何か楽しいことでもあるの?」と言わんばかりの顔でこちらを見た 。

その愛らしいキョトン顔に、私たちはまた大笑いしてしまった 。

なんてことのない普通の日々だけれど、この夫婦の笑い声が、老犬にとって一番の栄養になればいいなと、心からそう思う 。


(ちなみに今日の一枚は、2017年のイタリア・トスカーナ地方の美しい丘陵と教会の思い出だ 。

フィレンチェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会、ホテルの窓からの1撮


トスカーナ地方の丘陵


ピエンツァ は、イタリア共和国トスカーナ州シエーナ県


ソラーノ(Sorano)


8/07/2026

午前3時半の探検家と、バリカンを握る震える手「 老犬と幻のダブリン」


昨日の雨で中止になった朝活を取り戻すべく、本日は午前3時30分に起床した 。血圧を測り、朝のルーティーンをこなして、4時過ぎにはいざ出発である 。相棒は先日買ったばかりの550円の懐中電灯 。それを暗闇に向けて振り回しつつ、ポケットのiPhoneでポケモンGOをプレイしながら夜道を歩くという、傍から見れば少々怪しい初老の姿だ 。大通りから川沿いへ抜け、上流の狭山池を目指す 。


夜が明けると、池の周りには近所の老人たちが集い、長閑に挨拶を交わしている 。今日はカワセミが出現したようで、犬連れの老夫婦がキャノンの立派な一眼レフを構えて激写中であった 。おじいさんが犬の散歩係で、お婆さんがカメラ担当らしい 。その阿吽の呼吸とも言える見事な役割分担に、思わず一人微笑んでしまった


そのまま基地まで足を延ばし、広場の片隅で休憩がてらポケットに忍ばせていた豆パンをかじる 。遠くまで来すぎて、お腹が空いてフラフラになってしまったのだ(少し大げさだが) 。基地には台風を避けてきたのか、大型機がたくさん駐機している姿が見えたが、私のiPhoneでは記録程度の写真しか撮れなかった 。


帰宅すると、バーさんに「遅かったね」と迎えられた 。汗だくになった上着とズボンを着替え、牛乳を飲み、6時半からは自室でラジオ体操をこなす 。その後は下に降りて朝食をとり、まだ寝ているレークランドテリアを無理やり起こして体重測定をした 。今日も4.3kgと、心配な数値である


食後、愛犬の歯磨きと目の手入れをし、目の周りの伸びた毛をバリカンで少しカットしていたら、大失態を犯してしまった 。先日切ってしまって治りかけていた傷口を再び引っ掛けて、血を出してしまったのだ 。「可哀そうなことをしてしまった」と猛烈に反省し、これでもう私の一日は終わったも同然とすっかり落ち込んでしまった 。


二階の部屋に戻り、PCに向かって日記を書く 。今年も非課税同等世帯ということで、東京都のシルバーパスを1000円で購入する手続きを終えた 。使えるのは10月からだが、コンビニで振り込みを済ませて到着を待つばかりだ 。今日の歩数は1万歩を超え、よく動いた 。


午後は膨大な写真の整理 。昨年末に亡くなったワイヤーフォックステリアの、去年の8月頃の画像を探し、今のレークランドテリアの様子と見比べるためだ 。残念ながら、今のレークランドテリアの状態は、ワイヤーが亡くなる1ヶ月前の状態に酷似しているように感じる 。ワイヤーの方は後ろ脚が不自由だったことを除けば、とても元気そうに見えるのだが 。


早起きしたせいで、10時くらいになると強烈な睡魔が襲ってくる 。もうやる事もないし寝てしまおうかとも思うが、生活リズムを崩さぬよう必死に目を開けている 。8月も7日になり、もうすぐ運命の前立腺癌の健診日だ 。担当医が女性から男性に変わり、私のことをとても心配してくれるのだが、心配されればされるほど逆に心は暗くなる 。「大丈夫、大丈夫」と軽く言ってくれる女性の先生の方が、私の心は軽かった 。高齢だから手術もなく、定期健診でその時を待つだけなのだから、結局は同じことなのだが 。


今日の一枚として、2017年7月のダブリン旅行の写真を見つけた 。成田からアブダビ経由でダブリンへ向かった、あの長い旅 。公園で見かけたロビン風の鳥、こちらを覗くリス、そしてリフィー川沿いを走るトラムの三枚 。遠い異国の風を思い出しながら、穏やかな諦念とともに目を閉じる午後である。

ダブリン動物園の「ロビン」ヨーロッパコマドリです



ダブリン動物園で不思議そうな目で私を見る「トウブハイイロリス」


首都ダブリンを走る路面電車(ライトレール)

「ルアス」

アルストム製低床車両「シタディス」


リフィー川沿いを走るRed Line ライトレールに乗って

Abbey St から Heuston で下りて歩いてすぐの「ダブリン動物園」

8/06/2026

フェーン現象?と、犬と、空回りの木曜日

目を覚ますと、窓を叩く雨音が私のささやかな野望を打ち砕いた。真面目に起き出して朝活をしようという決意は、予報外れの雨によってあっけなく中止となった。8月6日、木曜日は曇りのち晴れの予報だったはずだ。結局、ラジオから流れる体操の音声だけが、私の体を辛うじてこの現世に繋ぎ止めている。7時前にはすっかり雨も上がり、空は晴れ間を見せ始めたが、私の心はすでに開店休業状態である。木曜日は妻(バーさん)の買い出しの日であり、私は残された17歳のレークランドテリア、ノエさんとのお留守番という重大な任務を負っていた。  

妻が玄関を出た途端、それまで微動だにしなかったノエさんがむくりと起き上がり、家の中をウロウロと徘徊し始めた。歩き回って止まらないので水を差し出すと、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干す。これはもしやトイレの合図かと思い、私は急いで彼女を抱きかかえ、庭の芝生へと連れ出した。しかし、芝の上に降ろしても、彼女は石像のように動かず、一向に用を足す気配がない。「これはいったい、何の儀式なんだ?」「ただ外の空気吸いたかっただけじゃねえの? それより、沖縄方面の台風のせいで横田基地に避難してくる飛行機、うるせえな」。確かに、フェーン現象のような猛烈な暑さの中、上空の騒音だけがやけに響いていた。 

 やがて妻が買い物から帰還し、私の短い執事生活はお役御免となった。暑くて外に出る気も起きず、2階に逃げ込んでAIと遊びながら勉強らしきものをしていたのだが、ふと恐ろしい事実に気がついた。今日、サブスクの契約が更新され、私のなけなしの小遣いから600円が出費されていたのだ。私は突如として「元を取らねば」という卑小な執念に駆られ、9月4日まで見られる有料放送に齧り付き、15時過ぎまでただひたすらに時間を溶かしてしまった。霧が晴れないような虚無感の中、昼食を終えても変わらない暑さの中でテレビ鑑賞を終え、「俺は一体、何と戦っているんだ」と激しく自己ツッコミを入れる。  

それでも、今日は特別な日でもある。今日は先代のワイヤーフォックステリア、モニカさんの月命日なのだ。1999年に我が家へやって来た彼女は、飛んだり跳ねたり、水を見たら飛び込む泳ぎ好きのヤンチャでかわいい子だった。彼女が旅立ってからもう直ぐ17年になり、入れ替わりでやって来たレークランドテリアのノエさんも17歳になる。

今日の一枚の写真の中で川を泳ぐモニカさんの姿を見ていると、私の600円の執念も、理不尽な暑さも、なんだかどうでもいいことのように思えてくる。まあ、これがここでの生活だ。明日もまた、平和で馬鹿馬鹿しい一日であればそれでいい。


今日の一枚

2004年ドライブ帰りの途中の川で休憩

突然川に向かってダイブ、水の好きなワイヤーフォックステリアでした。