8/07/2026

午前3時半の探検家と、バリカンを握る震える手「 老犬と幻のダブリン」


昨日の雨で中止になった朝活を取り戻すべく、本日は午前3時30分に起床した 。血圧を測り、朝のルーティーンをこなして、4時過ぎにはいざ出発である 。相棒は先日買ったばかりの550円の懐中電灯 。それを暗闇に向けて振り回しつつ、ポケットのiPhoneでポケモンGOをプレイしながら夜道を歩くという、傍から見れば少々怪しい初老の姿だ 。大通りから川沿いへ抜け、上流の狭山池を目指す 。


夜が明けると、池の周りには近所の老人たちが集い、長閑に挨拶を交わしている 。今日はカワセミが出現したようで、犬連れの老夫婦がキャノンの立派な一眼レフを構えて激写中であった 。おじいさんが犬の散歩係で、お婆さんがカメラ担当らしい 。その阿吽の呼吸とも言える見事な役割分担に、思わず一人微笑んでしまった


そのまま基地まで足を延ばし、広場の片隅で休憩がてらポケットに忍ばせていた豆パンをかじる 。遠くまで来すぎて、お腹が空いてフラフラになってしまったのだ(少し大げさだが) 。基地には台風を避けてきたのか、大型機がたくさん駐機している姿が見えたが、私のiPhoneでは記録程度の写真しか撮れなかった 。


帰宅すると、バーさんに「遅かったね」と迎えられた 。汗だくになった上着とズボンを着替え、牛乳を飲み、6時半からは自室でラジオ体操をこなす 。その後は下に降りて朝食をとり、まだ寝ているレークランドテリアを無理やり起こして体重測定をした 。今日も4.3kgと、心配な数値である


食後、愛犬の歯磨きと目の手入れをし、目の周りの伸びた毛をバリカンで少しカットしていたら、大失態を犯してしまった 。先日切ってしまって治りかけていた傷口を再び引っ掛けて、血を出してしまったのだ 。「可哀そうなことをしてしまった」と猛烈に反省し、これでもう私の一日は終わったも同然とすっかり落ち込んでしまった 。


二階の部屋に戻り、PCに向かって日記を書く 。今年も非課税同等世帯ということで、東京都のシルバーパスを1000円で購入する手続きを終えた 。使えるのは10月からだが、コンビニで振り込みを済ませて到着を待つばかりだ 。今日の歩数は1万歩を超え、よく動いた 。


午後は膨大な写真の整理 。昨年末に亡くなったワイヤーフォックステリアの、去年の8月頃の画像を探し、今のレークランドテリアの様子と見比べるためだ 。残念ながら、今のレークランドテリアの状態は、ワイヤーが亡くなる1ヶ月前の状態に酷似しているように感じる 。ワイヤーの方は後ろ脚が不自由だったことを除けば、とても元気そうに見えるのだが 。


早起きしたせいで、10時くらいになると強烈な睡魔が襲ってくる 。もうやる事もないし寝てしまおうかとも思うが、生活リズムを崩さぬよう必死に目を開けている 。8月も7日になり、もうすぐ運命の前立腺癌の健診日だ 。担当医が女性から男性に変わり、私のことをとても心配してくれるのだが、心配されればされるほど逆に心は暗くなる 。「大丈夫、大丈夫」と軽く言ってくれる女性の先生の方が、私の心は軽かった 。高齢だから手術もなく、定期健診でその時を待つだけなのだから、結局は同じことなのだが 。


今日の一枚として、2017年7月のダブリン旅行の写真を見つけた 。成田からアブダビ経由でダブリンへ向かった、あの長い旅 。公園で見かけたロビン風の鳥、こちらを覗くリス、そしてリフィー川沿いを走るトラムの三枚 。遠い異国の風を思い出しながら、穏やかな諦念とともに目を閉じる午後である。

ダブリン動物園の「ロビン」ヨーロッパコマドリです



ダブリン動物園で不思議そうな目で私を見る「トウブハイイロリス」


首都ダブリンを走る路面電車(ライトレール)

「ルアス」

アルストム製低床車両「シタディス」


リフィー川沿いを走るRed Line ライトレールに乗って

Abbey St から Heuston で下りて歩いてすぐの「ダブリン動物園」

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